エコキュートのメリット(良い点)

エコキュートのメリットとしては、「省エネ」というイメージが強いのではないでしょうか。その認識はまったく間違えではないのですが、エコキュートにはその他にもいろいろなメリットがあります。

エコキュートはランニングコストが安い

エコキュートの一番のメリットは「消費電力が少ない」という点です。エコキュートも電気温水器の一種なのですが、電気でお湯を沸かすのではなく、大気の熱を利用し、それをヒートポンプで循環させていますので、熱を移動させる分にしか電力を消費しません。消費電力は一般的な電気温水器の1/3です。つまり電気代が1/3になるということです。

23時から朝7時までは深夜電力で安く電気を使えるプランがありますので、深夜にお湯を沸かしてタンクに貯めることをしていけば、月に6,000円かかっていた電気代を2,000円まで節約することができます。4,000円×12ヶ月ですから、年間で48,000円も電気代がお得になるのです。都市ガスでも月に5,000円ほど、LPガスだとさらに1.5倍のコストがかかりますので、エコキュートのランニングコストがいかに優れているのかがわかります。しかもエコキュートにはAI学習機能が装備されているものが多いので、生活サイクルを分析して自動で節約までしてくれますのでとても効果的です。

エコキュートは安全性が高い

エコキュートは火を使いませんし、ガスも使いませんから、火事が起こるリスクを大幅に軽減できますし、ガス中毒になる危険性はゼロです。このように事故が起こる可能性が低いというのは、子育て世代にとっては重要な点です。幼い子どもがいても安心して給湯器を利用していくことができるからです。

エコキュートは災害時への対応力

さらにエコキュートは災害への対応力が高いというメリットがあります。例えば災害が発生して断水になってしまった場合、貯湯タンクに貯まった水を生活用水として利用することが可能です。エコキュートのサイズとしては、4人家族用としては370L、5人家族としては460Lになりますので、少なくとも数百Lの水を確保することができます(別途、非常用水取出用ホースが必要)。

また、災害復旧については、ガスよりも水、水よりも電気の方が復旧は早いという過去のデータがあります。つまりガス給湯器よりもエコキュートを利用していた方が復旧時に早く使うことができるという側面もあります。近年は災害が多くなってきているので、災害時の対応力についても判断材料にしていった方がいいでしょう。

エコキュートは地球環境に優しい

直接のメリットは感じにくい部分ですが、エコキュートはCO₂削減に大きく貢献しています。地球温暖化防止に効果的だということです。そのためエコキュートを導入する際には補助金が出る仕組みがありました。国が公募している補助金制度は終了してしまっていますが、自治体独自ではまだ継続している地域もあります。もし、お住まいの地域の自治体で補助金制度を実施していれば、数万円の補助金給付を受けることもできます(地域によって補助金額は異なります)。

エコキュートのデメリット(良くない点)

魅力的なメリットの多いエコキュートですが、ガス給湯器や一般の電気給湯器と比較したときにデメリットもあります。エコキュートに変更する際には、これからご紹介するデメリットをどれだけ許容できるのか検討してみてください。

エコキュートはイニシャルコストが高い

エコキュートはメリットの項目でお伝えしたようにランニングコストを安く抑えることが最大の効果でもある反面、イニシャルコスト(初期費用)が高いというデメリットがあります。ガス給湯器であれば15万円ほどで購入が可能ですが、エコキュートは最安値でも本体費用・電気工事・水道工事込みで30万円以上はかかりますので、この価格比較だけで言えば高額な設備投資の部類に入ると思います。しかし、エコキュートが普及し出して全国200万台を突破した2009年頃の市場販売価格は、なんと80万円〜100万円くらいで現在の定価に近い価格帯が中心でした。なので、2011年以前からエコキュートをお使いになっている方にすれば、現在であれば当時よりも半額近い価格帯で新品に交換できることになりますので、デメリットという要素には含まれないかもしれません。つまり、はじめて給湯器を新設する際のイニシャルコスト(初期費用)に限り、ガス給湯器よりも高額であるという程度です。

エコキュートは騒音トラブルの可能性あり

エコキュートのヒートポンプユニットは、低周波騒音のリスクがあります。騒音といっても40デシベルほどですから、静かな図書館くらいの音量です。ただし、冬になるとより活発に稼働するので、60デシベルぐらいになります。普通の会話程度の音量です。隣接する住宅の、寝室近くにヒートポンプユニットを設置してしまうと、騒音トラブルになる可能性がありますので、設置場所は周囲の状況をよく確認しておく必要があります。一度設置してから設置場所を変えるとなると、また数万円かかってきますので注意してください。

エコキュートはお湯切れの心配あり

エコキュートに搭載されているAIは、生活サイクルからお湯の使用量を学習し、できる限り節約・節電してくれるのですが、これによって「お湯切れ」に繋がることがあります。通常の日常生活を送るのであれば問題ないのですが、親戚や友人などが泊まりに来て、いつもよりも多くお湯を使ったときなどに起こります。お湯切れになると、10分程度シャワーを使うぐらいだと1時間くらい待てばいいのですが、元の状態に戻るまでに4時間ほどかかります。事前に設定を変えておけば防げることもありますが、タンクに貯められるお湯の量が決まっているので、上限以上のお湯を使い過ぎるとどうしてもお湯切れにはなってしまいます。

エコキュートは水圧に心配がある

エコキュートの場合は、貯湯タンク内の耐圧の兼ね合いがあり、減圧しなければなりません。これがエコキュートの水圧の低さに繋がります。通常の水道水の水圧は500kpaほどですが、エコキュートは190kpaほどです。高圧用の機種も販売されていますが、それでも290kpaから360kpaになりますので、水道直圧式の給湯器に比べると水圧が低く感じられるでしょう。だからといって身体を洗ったり、食器を洗ったりするのに特別支障があるわけではないので、実際に使用してもあまり気にならないという感想を持つ人も多くいます。

エコキュートのメリット・デメリットのまとめ

このようにエコキュートのイニシャルコストは他の給湯器に比べると高いものの、ランニングコストは圧倒的に安いので、長く利用していくことでトータルのコストを安く抑えることができますし、自宅に設置した太陽光発電と併用することでさらに電気代は安くなります。安全性も高くメリットが大きいので、今後さらにエコキュートは普及していくでしょう。ただし、エコキュートに切り替える場合は、基本的に貯湯タンクユニットとヒートポンプの2つの機器設置が必要になり、それぞれそれなりのサイズ感がありますので、これらの設置場所の確保が必要になります。しかも、設置場所が確保できたとしても、そこに搬入できる経路の確保も必要になります。これらのスペースに不安がある方は事前に工事業者に現地調査を依頼して確認してもらいましょう。

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